木六竹八塀十郎 きろくたけはちほりじゅうりょう

木六竹八塀十郎 (きろくたけはちほりじゅうりょう)とは、木は陰暦六月に切るのがよく、竹は八月に切ると性がよいし、また、土塀は乾燥した一〇月に塗るのがよいという意味を、人の名前のようにした語。

旧暦と語太陽暦
木を伐る時期は6月6月下旬から8月上旬ごろ
竹を刈る時期は8月8月下旬から10月上旬ごろ
土塀を塗る時期は10月10月下旬から12月上旬ごろ
※太陽暦のリンクを選択するとWikipediaが開きます。

実際に竹を長年扱ってきた経験値から申し上げますと、最適な竹を切る時期としては11月から翌年の2月迄です。理由は、竹は3月に入ると突然休眠から覚め、タケノコが破竹の勢いで成長するための準備として、竹幹に養分の濃い甘い水を上げだします。これが竹水と呼ばれるもので、この水揚げを境目に竹切りは終了します。
その後に切られた甘い蜜を含んだ竹には直ぐにカミキリムシの幼虫が入り、あっという間に美味しい竹の繊維をスカスカに食べてしまうからです。勿論、竹細工に使う竹も虫が食べるので切ることはできません。
しかし、水が上がる前の2月までに切った竹は美味しくないので何年経っても虫は入りません。

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