炭ってそもそも食べられるの?
炭といえばアウトドアシーンで、バーベキューの際に使用するほか、冷蔵庫や下駄箱などの消臭剤や浄水にも利用されるなど、様々なパワーが知られ活用されています。そんな中、炭を食べてやせるという「カーボンダイエット」、つまり「炭ダイエット」がヨーロッパからアメリカで話題です。
炭を食べるダイエット法と言っても、木炭を塊のまま食べるわけではなく、食用に加工された「活性炭」のパウダー状に加工したものをジュースや水に混ぜて飲む方法があります。
ハリウッドセレブや美容に関心の高い層がコールドプレスジュース(低温圧搾ジュース)などヘルシージュース店で炭入りの「チャコール(炭)」をオーダーする人が続出しているようです。
身体に不要なものをデトックスして
整えるのに有効なのが炭の力です
活性炭とは、炭を800~950℃の温度で高温炭化法を用いることで微細な穴を多数(多孔質)持たせた炭のことで、普通の炭よりも多くの物質を吸着させる性質があります。この特徴を利用し、脱臭剤、浄水、空気清浄機、洗顔料、歯磨き粉など、様々に製品化されています。
活性炭を毎日使っていると、徐々に体内の毒素や脂質が排泄されるようになります。これらの不要なものが排泄されるようになると、体内の循環を良くして代謝を高めたり、食べ物から取り入れた余分な脂質を排出する働きが期待できるんだとか。毎日継続的に取り入れればカラダの内面からきれいになれるので、きれいな肌を目指す働きも期待できそうです。